誕生!Made in Momozono!中野の新地域ブランド「モモゾノクラフト」

“桃園産”にこだわった中野の新商品ブランド

JR中野駅南口から徒歩1分、中野レンガ坂を登り切った先にある“桃園通り”。この道をメインとする商店街「実業桃光会桃園商店街(通称:桃園商店街)」が、2021年2月にオリジナルブランド「Momozono Craft(モモゾノクラフト)」を立ち上げたのをご存知でしょうか!?

昭和半ばの頃は、肉や魚などの生鮮品をはじめ、飲食店や生活用品店など100近くのお店が集まっていたという「桃園商店街」。今は約45店舗が営業しており、中野ブロードウェイサンモール商店街があるJR中野駅北口エリアとは異なる、のんびりとした雰囲気が漂っています。駅の近くにありながらも、昔のなごりをそこかしこに感じる、“古き良きと今”が混在する場所といえます。
「モモゾノクラフト」は、桃園商店街で生まれ育ち、現在も桃園商店街でスパイス料理店「roji spice &_(ロジスパイス&アンダーバー)」を経営する蟻塚純さんの、「桃園商店街をもっと盛り上げたい、PRしたい!」というアツい思いからプロジェクトがスタートしました。

桃園商店街の中心となる桃園通り。この地から新しいブランドが誕生した。

『商店街全体をPRしていくための共有ブランドを作りたかったんです。今までは同じ業種間でしか連動していなかった。それだけではダメだと感じ、商店街を面としたPR活動をしていこうと思ったんです』(蟻塚さん)

「モモゾノクラフト」オリジナル商品

「モモゾノクラフト」は、メイド・イン・モモゾノをテーマに企画し作られたオリジナル商品のブランド総称。商品は蟻塚さんを中心に、日々企画が練られています。商品だけでなく、商店街に貼られたポスターや公式サイトで公開されている動画も、スタッフを含め“桃園産”にこだわって作られています。

公式サイトで公開されている「桃園商店街PR動画」

また「モモゾノクラフト」は、桃園商店街にあるお店から生み出された商品であることは大前提ですが、“桃園”という言葉にも強いこだわりがあります。商品を企画する時に“桃”にこだわった何かであること、例えば蟻塚さんが経営する「roji spice &_」では、オリジナルクラフトコーラを企画した際、「roji spice &_」のシェフの発案でシロップに桃のエキスを使うことにしました。また、一般的なコーラのように黒い色ではなく、桃果汁のような色味に調整したのも“桃”にこだわるゆえです。

「モモゾノクラフト」の企画立案者である蟻塚純さん。

新型コロナウイルス感染症の拡大という商店街にとって危機的な状況も、ブランドを立ち上げるきっかけになったとのこと。新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことで周りで助け合う機会が増え、企画実現へ向けての意識が強まっていきました。2020年から商店街の会長を務めるフラワーショップ「花月」の渡邊明恵さんは、蟻塚さんからモモゾノクラフトの提案を受けた時、次のように感じたと言います。
「商店街を一つのブランドとして立ち上げる発想は率直に面白いな、と思いました。飲食店を経営している若い人たち同士だけで盛り上がるのではなく、商店街全体が活性化していくのはいいなって。実際、今年の春にモモゾノクラフトがスタートしてから、商店街全体の雰囲気もよくなってきて、年代の壁を越えて結束も強くなってきたと感じます。」

桃園商店街を中心に掲示されているモモゾノクラフトのポスター。左から順番に第3弾まであり、ポスターが完成していく過程を表現している。

商店街の各店に貼り出されています

「モモゾノクラフト」魅力的なオリジナル商品の数々

モモゾノコーラシロップとお店で使用される専用グラス。シロップはお店での提供のみですが、今秋からECサイトでの販売も予定。

「モモゾノクラフト」企画立案者の蟻塚さんが生み出した「モモゾノコーラ」は、クラフトコーラ専用のシロップ。スパイス料理店「roji spice &_」を経営する蟻塚さんが、コーラナッツをはじめいろいろなスパイスを煮て、“モモゾノコーラシロップ”の配合を作り上げたそうです。
このシロップを使ったドリンクは最初、桃園商店街すぐ隣の中野レンガ坂にある「日本酒バル 青二才」で提供を開始しました。シロップをウイスキーとソーダで割った「モモゾノクラフト・コークハイボール」(825円/税込)や、炭酸水で割ったソフトドリンク「モモゾノクラフトコーラ」(480円/税込)などを用意。「モモゾノクラフト・コークハイボール」は飲みやすく、ウイスキーらしさもスパイスの味わいも感じられる一杯と非常に好評です。モモゾノコーラを使ったドリンクメニューはすっかり人気ドリンクとなり、いまでは桃園商店街やレンガ坂のさまざまな飲食店で注文することができます。

(左)「モモゾノクラフトコークハイボール」(825円)、(右)「モモゾノクラフトコーラ」(480円)。ともに税込み

「モモゾノコーラ」の提供の仕方については、特に決まり(レシピ)を作ってないという蟻塚さん。炭酸で割ったりお酒で割ったり、それぞれのお店が割りたいモノで出してくださいとお願いしているのだそうです。焼酎で割っているお店もあれば、ホワイトラムで割っているところもあり、お店の数だけフレーバーがあるのも「モモゾノコーラ」の魅力。ただ、どのお店でもグラスは共通のものを使用しています。

★「日本酒バル 青二才」について詳しくはコチラ

 

こちらの“モモゾノクラフト”は、桃の花ハーバリウム。制作・販売しているのは、桃園商店街の渡邊会長がオーナーを務めるフラワーショップ「花月」。桃の花びらを使った、透き通るような桃色が美しいハーバリウムで、ギフト用として人気です。

「桃の花ハーバリウム」1個(1800円/税込)

★花月について詳しくはコチラ

 

他にもTシャツやハットなどのアパレル商品や、キーホルダーといった「モモゾノクラフト」商品が次々と生み出されています。Tシャツのデザインは桃園商店街に携わっているデザイナーが手がけていて、プリントされている文字も“桃園”に関わるキーワードとなっています。写真真ん中のTシャツに書かれている「N3.22.41」、これももちろん桃園商店街に関係しています。気になった方は、桃園商店街のお店の人に聞いてみてください!

さまざまなメッセージが込められたオリジナルTシャツ各種。2000円〜(税込)

これらの商品は、モモゾノクラフトの公式サイト内にあるECページから購入が可能。(一部は店頭購入も可能)
また、新しいものを作るだけでなく、商店街に昔からある物から厳選したものを“モモゾノセレクト”としてスポットを当て、定番の商品にも注目が集まる取り組みを行っています。

オリジナルのハット(3900円/税込)、キャップ(4900円/税込)


2021年になってから中野の新地域ブランドとしてスタートした「モモゾノクラフト」。蟻塚さんは「ブランドとしてはまだまた成長途中。でも桃園商店街にあるお店の数だけ、オリジナル商品をこれから作っていけると思っています。中野の北口エリアは、中野ブロードウェイやふれあいロードなどの飲み屋さんのイメージがある。そんな風に『中野の南口って“モモゾノクラフト”があるよね』、と認知されるようになって欲しいです」と語ってくれました。
今年の秋には都立家政に店舗を構える「フタバフルーツ」とコラボし、“福島の桃”を使ったクラフトビールも販売予定。“桃”をキーワードに、地域の垣根を超えた繋がりで商品や地域のPRを行うといった活動も行なっています。

散策するだけでも楽しい、“古き良きと今”が入り混じる桃園商店街。

「モモゾノクラフト」に興味を持った人は、公式サイトをチェックするのはもちろん、実際に桃園商店街やレンガ坂の飲食店に足を運んで、中野の新ブランド、Made in Momozonoの「モモゾノクラフト」を手に取ったり、味わってみてはいかがでしょうか? 

★「モモゾノクラフト」の公式サイトはコチラ

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