緑豊かな紅葉の定番スポット「紅葉山公園」
中野区の東京開都百年記念事業として建設された「紅葉山公園」。
大正時代からあるこの土地はもともと石森芳太郎氏の所有地で、当時から紅葉の大樹が数多く植え込まれており、「紅葉山」と呼ばれ四季折々の風情を伝えてきた歴史ある公園です。
秋には素晴らしい彩りを見せる、「紅葉山」に ふさわしい立派な紅葉の大樹があり、この森の大きさが分かります。

紅葉(こうよう)を待つ、もみじの大樹が鬱蒼と茂っています。
公園の中には戦後二十年を機に作られた、平和を願う石碑があります。

森の中に佇む「平和の礎」

「平和の礎」の横にある碑文。
「この樹木の名は?」と問いかけてくるパネル。
パネルで隠れた部分に樹木の名前が書いてあり、クイズ形式で樹木の名前を覚える仕掛けになっています。

パネルをめくると樹木の名前が記されていました。
そして公園の奥にはSL機関車が展示されています。

公園の奥に展示されているSL機関車
昭和21年制作の「形式C-11」。113万kmを走破した機関車で石巻線で活躍していたそうです。

SL機関車の詳しい説明のパネル。

踏切を手前にした機関車の勇姿。今にも走り出しそうです。
公園内には池もあり、高低差を利用した見どころがいっぱいの公園です。

階段を降りると石垣や池があり、この公園の奥深さを感じられます。

階段の横にはもみじをモチーフにしたレリーフが配されています。
中野区立 紅葉山公園
所在地 中野区中野2丁目5
アクセス JR中央線「中野駅」から徒歩15分
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