中野在住フォトグラファー「馬場亮太」さんとみる中野の魅力

今回は、中野区在住のフォトグラファーである馬場亮太さんにお願いし、撮り溜めた中野の日常風景の写真を一部ご紹介させて頂きたいと思います。普段何気なく通り過ぎていく日常をどんな風に切り取られているのか、とても楽しみです。

馬場亮太
1973年、東京都中野区生まれ、中野区在住。
デジタルコンテンツ制作会社にて企画・デザイン、ブライダルフォトスタジオでのカメラマンなどを経て、広告制作会社でのプロデュース、企画、アートディレクション、撮影等を経験後、2013年よりフォトグラファーとして独立。
主に広告/カタログ/イベント/取材などのスチール撮影、アーティストのスチール/PV撮影、広告/Webサイト/企業向け映像等のプロデュース/ディレクションで活動中。

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1.

中野駅北口広場すぐの立ち食いそば屋 「田舎そば かさい」

朝の出勤時間帯から夜の帰宅時間帯までお客さんが絶えているのを見たことがない中野駅前の立ち食いそば屋さん。まさに中野の日常風景です。写真からも出汁のいい匂いが漂ってきそうですね!

2.

中野サンモール商店街のアーケード

中野駅北口広場から真っ直ぐ延びる224mのアーケード商店街。様々な店舗が並び活気に溢れています。ついつい左右のお店に気を取られてしまいますが、上を見上げると、陽の光が入り込む素敵なデザインの天井が。私だけでしょうか、月曜朝の憂鬱をこの商店街の明るさに元気付けられているのは・・・。笑

3.

中野5丁目 ふれあいロードからブロードウェイ方向への風景

中野サンモール商店街から東、この辺りは夜は多くのお店が開いており人で溢れているのですが、昼間通ると開いているお店もまばらで別世界に来たような感覚を覚えます。お店がごちゃごちゃしている感じが中野らしくて良いですよね。

4.

江古田1丁目 野方配水塔

素敵な外観の建物で気になっていましたが、なんと、1929年3月末竣工した配水塔でした。そのため「みずのとう」と呼ばれていて周辺には中野区立みずのとう公園・やはたみずのとう幼稚園などこの配水塔にちなんだ施設があるのですね。

5.

2019年10月に開催された東北復興大祭典なかのでの「ねぶた」

大迫力のねぶたと会場の熱気がこちらの写真から伝わってきます。中野サンプラザ広場、中野駅北口バスロータリー横、中野区役所前広場、中野四季の森公園では、頻繁にイベントが開催されていますが、この大迫力のねぶたが見られる「東北復興大祭典なかの」は大盛り上がりでした。

6.

うさぎ

どこに行けばこのうさぎちゃんに会えるのでしょう。いつもは素通りしてしまいますが、そう言えば中野は壁に絵が描かれている場所が多い気がします。うさぎちゃんを探してみたいと思います。

7.

西武線と桜並木

桜の季節、中野通りは桜で満たされます。西武鉄道新宿線は、中井駅付近から野方駅付近まで、地下化の予定です。これによりこの写真の踏切は無くなってしまう為、桜と西武線と踏切を一緒に見ることができる貴重な1枚になりそうですね!

8.

新井薬師梅照院

続いても桜の季節から、新井薬師梅照院。新井薬師公園では桜まつりが開催され、多くの人々で賑わいます。私の区民レポーター名「北野 めめ」は、この梅照院の目の御守りに書いてある、「めめ」からとっており、私にとっても日常の場所です。

 9.

中央線

最後は中央線と綺麗な空。素敵な写真です!中野駅周辺は近年目まぐるしく進化をしています。この1枚も同じ場所から撮る数年後の風景は違っているかもしれません。寂しくもあり、中野の進化が楽しみでもあります!


本当に素敵な写真ばかりで、改めて中野の魅力に気づくことが出来ました!

馬場さんは、普段の仕事ではスチール/動画で人物を撮ることが多いとのことですが、個人のライフワークとしては「縦位置東京」というシリーズで、東京の日常を縦で切り取るスナップを撮り続けていらっしゃるそうです。
残念ながら過去のイベントにはなってしまいますが、2019年5月27日〜6月15日に「縦位置東京 Tokyo Vertical Position 馬場亮太 写真展」を中野で開催されておりました。ちなみにこの右側の写真も、道路拡張で今は無くなってしまった中野区内の建物だそうです。

ライフワークの「縦位置東京」


馬場さんがこちらの写真展を開催されたのは、昭和新道にある写真機居酒屋「tokinon 50/1,4 (ときのん ごじゅう いってんよん)」という、カメラ好きの店主がカメラ・写真好きの為に営業しているマニアックな居酒屋さん。いつも馴染みのお客さんで賑わっています。店主が作るとんかつは格別に美味しいです。

実は、中野はカメラ、写真好きが集う場所でもあるそうです。

中野区には写真・映像関連のショップや企業がいくつかありますが、外せないのは中野駅北口にある「フジヤカメラ」。日本全国からお客さんが訪れるカメラ・写真好きの間では超有名店で、新品も中古も数多く揃えているので、馬場さんも帰り道についつい覗いてしまうそうです。中野ブロードウェイの中にも系列店があり、店員さんも親切なので、これからカメラを始めたい・買いたい、という方にもオススメだそうです。また、新井交差点にあるケンコー・トキナー株式会社の本社2階にも写真ギャラリーとショップがあり、そちらも写真好きには楽しめます。

写真を撮るのにオススメな場所、、中野にはいわゆる「美しい風景写真」を撮れる場所は正直ありません。が、その街の生活や個性が感じられる日常のスナップを撮るのが好きな馬場さんにとっては最高の被写体との事です。桜のトンネルが美しい中野通りや哲学堂公園、ねぶたや阿波踊りが見られるお祭りも多数開催されるので、季節感の感じる写真を撮ることもできます。

最後に、馬場さんが思う中野の魅力を伺ってみました。

「中野区内の病院で生まれ(育ちは東村山~八王子だったりしますが)、社会人になり一人暮らしをするのに選んだのも中野(新中野)、家族を持って定住する街に選んだのも中野(野方)で、中野にはとても思い入れが強いです。子どもの頃はデパートと言えばマルイだったし、アーケード商店街と言えばサンモール、高層ビルと言えば中野サンプラザ。でも子どもながらに、大きい街なのになんで中野駅には駅ビルがないんだろう、とは思っていましたが(笑)。

中野は大都会で繁華街の新宿から近い割には、個性的で素朴で雑多な感じが残っていて、大人になってこの街での生活を始めてから、その良さがより理解できるようになりました。仕事でも買い物でも食事でも遊びでも、何をするにもどこに行くにも便利だし、中野ブロードウェイのような非日常(まんだらけを代表する趣味的・個性的なショップ群)と日常(庶民的なスーパーや総菜屋など)が融合したスポットもあり、駅前周辺で生活が完結できてしまう。道路が狭かったり、大きな映画館が無かったり、ちょっと物足りないところもあるけれど、中央線や地下鉄で繋がった近くの街での補完でなんとかなる。生活の中心に置く街としては最高な街だと思っています。」

とのことで、まさに同感!馬場さんの中野愛も感じられ嬉しかったです。

普段何気なく過ぎていく日常風景ですが、写真家さんの目線で切り取った写真はまだ見ぬ中野と出会えたようで嬉しかったです。改めて中野って良いなと思えました!


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