区境経由のブラブラ旅 その7「新井薬師前駅~新江古田駅~沼袋駅」

今回の「区境経由のブラブラ旅 その7」は、まず西武新宿線「新井薬師前駅」から北上、新宿区との区境の哲学堂公園をめざした後、豊島区、練馬区の区境をブラブラ散歩します。そして都営大江戸線「新江古田駅」、江古田の森公園を経由し、江古田氷川神社、東福寺をお参りし、西武新宿線「沼袋駅」がゴールです。

西武新宿線の新井薬師前駅の北口改札口

西武新宿線の新井薬師前駅の北口改札口を出て、左に少し行くと「哲学堂通り」に到着。この「哲学堂通り」を北上し、約300m歩くと、新宿区との区境となります。松が丘1丁目29の哲学堂通りのY字路に、お地蔵さんが鎮座しております。

ほっこりしたお地蔵さん

お地蔵さんのいる路地を入り、中野通りに出て、右折すると、以前の「区境経由のブラブラ旅 その6」の「哲学堂公園」の入り口に到着です(新井薬師前駅から約760m)。

哲学堂公園内には各種の建物があります。哲学館の創設者である井上円了が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った「四聖堂」を建設したのが、この公園のはじまりで、この四聖堂を当初「哲学堂」と称し、それがそのまま公園の名になっております。

四聖堂(明治37年4月建立)

赤い建物は「六賢台」といい、東洋の賢人として、日本の聖徳太子・菅原道真、中国の荘子・朱子、印度の龍樹・迦毘羅仙の六人を「六賢」として祀ってあります。

六賢台(明治42年11月建立)

六賢台の近くには、万巻の書を哲学界の万象とみたて、それを読み尽くせば「絶対の妙境」に到達するという寓意から図書館を「絶対城」と名づけた建物があります。哲学堂公園内は少し高低差がありますが、ゆっくり哲学の思索をしつつ散策できます。

哲学堂公園を哲学堂通り側の出口から出て、左折し「哲学堂通り」を中野区と新宿区の区境に沿って北上すると、「新青梅街道」に到着します(新井薬師前駅から約1500m)。この新青梅街道の環七方面には「中野区」の標識があります。

「新青梅街道」の環七方面「中野区」の標識

「哲学堂通り」をさらに北上し、中野区江古田1丁目15の信号の先の二股を左に進むと「東京子ども図書館」に到着します。「東京子ども図書館」は子どもの本と読書を専門とする公益財団法人の図書館です(新井薬師前駅から約1800m)。

東京子ども図書館の入り口看板

東京子ども図書館の風見鶏

「東京子ども図書館」を中野通り側の出口から出て左折し、「中野通り」を中野区と新宿区の区境に沿って再び北上すると、「目白通り」の「南長崎6丁目」の交差点に到着します(新井薬師前駅から約2200m)。この信号は中野区と新宿区と豊島区の区境です。この「南長崎6丁目」の交差点から少し北上すると、今度は、中野区と豊島区と練馬区との区境です(新井薬師前駅から約2400m)。

「南長崎6丁目」の交差点から北上する間の150mが、中野区と豊島区との区境です。途中、江原町3丁目1番の通り沿いに「観音様」が鎮座しておりました。

江原町3丁目1番の「観音様」

中野区と練馬区との区境の通りを700mほど歩くと、新江古田駅(しんえごたえき)に通じる通りに到着。(新井薬師前駅から約3100m)150mほど歩くと新江古田駅に到着です。(新井薬師前駅から約3250m)

新江古田駅は東京都中野区江原町二丁目にあり、都営大江戸線の駅で中野区内では最北端の駅です。この駅名の読み方は、中野区の周辺地名である江古田(えごた)に従ったもので、住居表示法が施行される前は、当駅周辺の地名も江古田であったそうです。ちなみに、大江戸線の新江古田駅が「えごた」であるのに対し、練馬区にある西武鉄道池袋線の江古田駅は「えこだ」と読みが異なっております。

A1出口が中野区(新井薬師前駅から約2900m)

新江古田駅は新目白通りの上にあり、新目白通りには中野区の標識があります。

新目白通りには中野区の標識

新江古田駅を過ぎ、今度は南下し、豊中通りまで歩くと「江古田の森公園」に到着します(新井薬師前駅から約3600m)。この江古田の森公園は、旧北江古田公園が区域と名称を変更し、平成19年に開園した新しい公園です。旧国立療養所中野病院跡地の既存樹林を生かし、保健福祉施設とも調和した中野区北部の防災公園となっています。

江古田の森公園案内図(周囲の半分以上は江古田川に面しております)

 

江古田の森公園入口 公園には中野駅からのバスがあります

江古田の森から最近できたマンション群の道を南下し、T字路を左折すると、江古田氷川神社 に到着します(新井薬師前駅から約4600m)。江古田氷川神社は寛正元年(1460年)の創祀と伝えられ、当初牛頭天王社と称していましたが、元禄9年(1696年)氷川神社と改称したといわれてます。当地江古田村の鎮守社だったそうです。

江古田氷川神社

この江古田氷川神社の隣には東福寺があります(新井薬師前駅から約4700m)。東福寺は弘法大師の作と伝えられる一本彫の立身不動明王が本尊として安置され、金峰山世尊院東福寺の寺号を贈られています。天正の頃に堂舎が焼失しましたが、信者が協力して寛永年間に再建、承応4年(1655年)に本堂が完成しました。その記念樹の銀杏が中野区の保護樹第一号として現存しています。江戸時代には三代将軍・家光公が狩猟の折、本寺で休息し、八代将軍・吉宗公は御膳所に指定して休息していたそうです。

中野区の保護樹第一号の銀杏の大木(左が鐘楼、右が本堂)

東福寺本堂

 東福寺から江古田通りを南下し、新青梅街道に到着します(新井薬師前駅から約5000m)。この新青梅街道を左折すると「中野区立歴史民俗資料館」に到着します。(現在はリニューアル工事のため2020年3月31日まで休館しています )

歴史民俗資料館

新青梅街道の「沼袋」交差点の信号を左折して南下し、丸山塚公園に到着です(新井薬師前駅から約5400m)。

丸山塚公園からさらに南下すると、西武新宿線「沼袋駅」に到着します(新井薬師前駅から約5800m)。

西武新宿線「沼袋駅」

 

今回は前回のブラブラ旅6の終点の「新井薬師前駅」〜「新江古田駅」〜「沼袋駅」までの約5800mのブラブラ散歩でした。途中で哲学堂公園と江古田の森公園の園内を散策、江古田氷川神社と東福寺へお参りし、新宿区のお隣の豊島区との区境も歩きました。区境のブラブラ散歩も練馬区との区境となり、いよいよ終盤に近付いてきました。では、次回の「中野区内にある駅」から区境を経由しての「ブラブラ散歩」をお楽しみください。

レポーターは、Alohasnessでした。

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