名前が鹿鳴館に由来。八幡通り「大和鹿鳴公園」

区民レポーターのソルトです。
今回は、今年の夏に訪れた八幡通りと鹿鳴公園について紹介します。

環七通りから住宅街へと入り、由緒ある大和町八幡神社の前を通って住宅街をずっと蓮華寺まで続く通りは、1993年(平成5年)から、八幡通りという愛称で呼ばれています。 

蓮華寺の先以降も道は続いています。道なりに進みそのまま散歩気分で歩いていけば、中野区の白鷺方向に出ることもできます。実はわたくしソルトは、最近までこの区間がすべて八幡通りという名前だと勘違いをしておりましたが、実際には、蓮華寺までが八幡通りのようです。

さて、環七通りからこの八幡通りに入り、大和町八幡神社を右手に見た後、大和町中央通りを横切ります。150メートルほど進んだ四辻(右手側は美鳩小学校(数年前までは大和小学校)、左手側は早稲田通り、正面側は蓮華寺)の一角に、今回ご紹介する大和鹿鳴公園があります。「鹿鳴」の読みは、歴史の教科書に出てくる鹿鳴館と同じ「ろくめい」です。

中野区立 大和鹿鳴公園の表示

この公園を見つけた最初のころは「中野区はすごいなぁ、かつて野生の鹿が鳴いていたのか…」と半ば冗談めいたことを考えていたのですが、最近になって名前の由来は鹿鳴館だと知りました。

大和区民活動センター運営委員会のホームページ内にある大和町文化財を守る会のページに、大和町の歴史を地元の人々がつづった本「大和町うるわし」が、無料でダウンロードできるリンクがありました。その本によりますと、かつての鹿鳴館の礎石が皇居竹橋の改修に利用され、そこで残ったもののうち25個が、大和小学校(現:美鳩小学校)と、大和鹿鳴公園の前身である邸宅の庭石に使われたようです。公園造成にあたってもその石が利用され、それにちなんで名前が大和鹿鳴公園になりました。
★大和区民活動センター運営委員会のホームページはコチラ

中野区立 大和鹿鳴公園(西側入り口から撮影)

写真の中央奥にも、八幡通りに面した北側の石段から通じる入り口があります。大きな木が印象的な公園です。

中野区立 大和鹿鳴公園の内部、中央のベンチと丸い石。

ベンチ前のこの丸い石は、近づくとわかるのですが、刻印のようなものがあります。
公園にも木がありますし、道を挟んで西側にも木々があり、夏場にはありがたい木陰が涼しさを運んでくれます。

中野区立 大和鹿鳴公園の内部、風格のある石が並びます。

ときどき目にしていた公園ですが、こうして写真を撮ってみようと思い立つまでは、石にさほど注意していませんでした。こうして石に注目してみると、歴史の重みが感じられてきました。

みなさんもぜひ、足を運んでみませんか。

大和鹿鳴公園
所在地 中野区大和町 3-27
アクセス 電車: 都立家政駅から徒歩14分 / バス: 八幡前バス停から徒歩10分

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