江戸時代に造られた十三仏が並ぶ「福蔵院」

福蔵院の山門。両脇の木々が厳かな雰囲気を演出します。

福蔵院は、僧頼珍が大永元年(1521)に創建したと伝えられています。江戸時代には現在隣接している鷺宮八幡神社の別当寺を務めていたほか、都内にある弘法大師(空海)ゆかりの寺院である“御府内八十八ヶ所霊場”の14番札所となっているお寺です。

西武新宿線の「鷺ノ宮」駅を下車して、妙正寺川を渡るとすぐに看板が見えてきます。駅から境内まではおよそ2分で到着します(駅からは正門より裏口の方が近いです)。

福蔵院の十三仏。

正門を抜けると右手には仏菩薩が13体並んでいます。これは“福蔵院の十三仏”といって、それぞれの仏菩薩が死後の忌日(不動明王=初七日、虚空像菩薩=三十三回忌など)をつかさどるもので、室町時代以降に民間で広く信仰されました。福蔵院の十三仏のうち8体は寛文6年(1666年)の大日如来像を最古として貞亨2年(1658年)までに造立。あとの5体は破損したものとみえ、現在のものは寛政8年(1796年)に再建されたものです。しかし、このように石像で13体そろったものは都内でも非常にめずらしいとされています。

境内には本堂(ご本尊は不動明王)や鐘楼が置かれており、推定樹齢350年とされる花梨の木も立っています。

福蔵院の本堂。

秋には綺麗な紅葉も楽しめます

 

年中行事

護摩供(1月1日)、節分会(2月3日直近の土曜日)、涅槃会(2月15日)、春季彼岸会(3月)、漢仏会(4月8日)、大施餓鬼会(7月10日)、秋季彼岸会(9月)、除夜の鐘(12月31日)

★2019年の除夜の鐘についての情報はコチラ

 

福蔵院
所在地 中野区白鷺1-31-5
アクセス 西武新宿線「鷺ノ宮駅」から徒歩2分
電話 03-3338-0183

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