源氏繁栄の基を築いた多田満仲を祀る「多田神社」

多田神社の鳥居。奥には大きな御神木が。

贈正一位鎮守府将軍多田満仲公を祭神とする多田神社。前九年の役・後三年の役で知られる源氏の武将・源頼義、義家親子が、奥羽からの凱旋帰途の際に祈願達成のお礼参りとして大宮八幡宮へ参詣。当地に先祖の多田満仲を奉祀したことがはじめと伝えられており、当地の鎮守社として住民に崇敬されてきたと「武蔵名勝図会」にも記されています。

満仲公は清和天皇(850年〜881年)の御曽孫多田源氏の祖神で、幼少より文武両道に秀でていた人物だったそうです。武門の棟梁として国家鎮護の大任を課されたのみならず、農耕拡大にも寄与。源氏興隆に確固たる基礎を築かれました。

多田神社の本殿

鳥居の手前には神社の由緒が書かれた碑があり、参道の咲きには石段、その奥に拝殿が見えます。参道の脇には立つ、一際大きな御神木に目を奪われます。最初の石段を上ると2つ目の鳥居があり、右手に手水舎が。手水舎には狛犬が祀られており、少しめずらしい光景にも注目です。2つ目の鳥居をくぐり石段を上ると、荘厳な雰囲気を持つ社殿が現れます。

 

手水舎には狛犬が祀られています。

社殿は慶長2年(1597年)に再建され、江戸後期の文政年間に修復が加えられました。明治14年(1881年)と44年(1911年)にも改築したと社史に記されており、太平洋戦争後の昭和35年(1960年)には氏子の急増で改築。これが現在の社殿となっているそうです。

 そのほか境内には榛名神社・御嶽神社・阿夫利神社という三社合祀の小さな鳥居と祠もあり、拝殿の右奥には、稲荷神社も祀られています。

 

年中行事

歳旦祭(1月元旦)、節分祭(2月3日)、春祭(4月10日)、大祓 形代(6月30日)、例大祭(8月27日)、新穀感謝祭(11月23日)、大祓 形代(12月30日)、月次祭(毎月15日)

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多田神社
所在地 中野区南台3-43-1
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」から徒歩7分
電話 03-3381-4376

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