100年前のビスクドールに出会える「アンティーク あじさい」


1999年、中野ブロードウェイ2階のエレベーター通りにオープンした西洋骨董人形の専門店「アンティーク あじさい」。19世紀ヨーロッパのブルジョア階級で流行った陶器製の人形「ビスクドール」を中心に取り扱っており、100年以上前に誕生した人形の状態や雰囲気を大事にしています。

明るく開放的な店内には、数多くのビスクドールやテディベア、アンティーク小物やアンティークジュエリー、アンティークレース、陶器製の置き物、絵画、食器やグラスなど、約2000点のアイテムを展示・販売しています。

現在の様な工具や機械などがない時代、時間と手間をかけて精巧に作り上げられた人形たちはどれも個性を持ち、同じものが二つとないのが魅力。吸い込まれるような瞳の光彩や肌の質感、洋服や小物も丁寧にかつ豪華に作られており、100年以上前の文化を知る意味でも歴史的価値が高く、コレクターを始め人形愛好家に愛されています。


右:ブリュ・ジュン(1880年代・フランス・全高約42cm)
左:ポートレート ジュモウ(1870年代・フランス・全高約52cm)
当時の流行を思わせるファッションに身を包んだおしゃれなビスクドール。豪華な衣装に澄まし顔で立つ様子はまさに小さな貴婦人です。傘も人形の大きさに合わせて作られています。


ブリュ・ジュン(1890年代・フランス・全高約60cm)


エミール・ジュモウ(1880年代・フランス・全高約62cm)

キリリとポーズを決める男の子の人形もいます。

右:ポートレート ジュモウ(1875年代・フランス・全高約42cm)
左:エミール・ジュモウ(1880年代・フランス・全高約57cm)


カマー&ラインハルト(1890年代・ドイツ・全高約38cm)

こちらはやや趣が異なる、手足がフェルト生地になっている人形。ビスクドールと違ったかわいらしさがあります。

レンチドール(1925年代・イタリア・全高約42cm)

小さな陶器製の置物たちにも、作られた当時の物語が詰まっています。

マイセン(ドイツ)の置物(1925年頃)


マイセン(ドイツ)の置物(1910年頃)

世界中で愛されているテディベアもあります。個性のある様々な表情でいくつも並んでいます。

 お店からご来店される方にひと言
「店内にはウィーンやパリの美術館に展示してあった人形もあり、お客様の年齢層は20代から中高年までと幅広く、アジアやヨーロッパなど、様々な国の方がお見えになります。賑やかで個性的なお店が立ち並ぶ中野ブロードウェイも建物自体は築50年以上の古いものです。その建物を含めたヴィンテージ感と一緒に、楽しんでいただければと思います」

 

アンティークあじさい
所在地 中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ2F
電話番号 03-3389-1864
営業時間 11:30~19:00
定休日 水曜日
アクセス JR中央線「中野駅」北口より徒歩5分

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