【中野人インタビュー】中野区長・酒井直人さん

今年6月、第28代中野区長に就任した酒井直人さん。
新区長としての意気込みや今後の区政の在り方について、そして中野区の魅力や秋に開催されるイベントの見どころまで
大いに語っていただきました。

エネルギッシュな20代・30代が
中野区のカルチャーや文化を生み出す

区民の人口構成における20代・30代の割合が圧倒的に高く、彼らが中心となって行う文化・芸術活動が非常に盛んであるという点が、中野区の特徴のひとつ。区としては、若者たちの積極的な活動を後押しできるような施策を進めていきたいと考えています。
20代・30代はもちろん、もっと若い中高生世代にも広く中野区の魅力をアピールして、区の活性化につなげていきたいですね」

エネルギッシュな若年層がさまざまなカルチャーや文化を生み出す…。10月20日(土)~11月25日(日)に開催される「なかのまちめぐり博覧会2018」は、そんな中野区の魅力を存分に体感できるイベントです。
「中野区全体で約1カ月間、多種多様なイベントを用意することで、単発イベントとは異なる相乗効果が期待でき、参加団体同士の活発な交流のきっかけにもなります。中でも、杉並区や東京商工会議所両支部と共同で開催する「アニメフェス」では、子ども向けの作品から大人にとって昔懐かしいアニメまで幅広い作品を紹介し、サブカルチャー文化の拠点=中野の魅力を訴求します。

また中野区での開催が今回で3回目となる「羊フェスタ2018」は、羊肉のおいしさをテーマにしたユニークなグルメイベント。私も第1回の開催時に訪れました。あたりは羊を焼くいい匂いが漂い、ブースには長い行列で、盛況ぶりに驚きました。

西武新宿線の駅周辺にある5つの商店街(鷺ノ宮・都立家政・野方・沼袋・新井薬師前)が連携した「ゴー!!なかの~ス」というクイズラリーも実施。昨今、東京都内にある各商店街では空店舗の増加や後継者不足といった問題を抱えている商店街が多いと聞きます。ところが、この5商店街では次世代を担う若手が育っており、とても元気に地元を盛り上げてくれているのが心強いですね。

『なかのまちめぐり博覧会2018』の詳細は、まるっと中野のサイトや、区内で配布しているパンフレットで紹介していますので、ぜひご覧いただき、参加してください」

 

区民の喜びの声がモチベーション
子育て世代がもっと住みやすい街へ

選挙時に「中野区を子育て先進区へ」というモットーを掲げて区民からの支持を集めた酒井区長。目指しているのは、子育て世代が定住したくなる街づくりです。
「先ほど中野区の人口構成では20代・30代の若者が多いという話をしましたが、その一方で40代、50代といった上の世代の人口が増えていないという現状があります。その原因は、結婚して子どもが生まれると他区へ流出してしまうケースが多いから。つまり20代・30代のボリュームは常に変わらないけれど、そのゾーンに属する人は頻繁に入れ替わってしまっているのです。

子育て世代に選ばれるような街を作り上げていくことは、ひとつの自治体としてとても重要な課題です。例えば中野駅周辺を見ても、子育て世代が楽しめる施設やスポットはもちろん、おむつなど子供用品を取り扱う店も少ない。中野駅周辺は今後も開発によって変化していきますが、子育て世代が暮らしやすい街という観点を意識して進めていきたいですね

水泳や料理でリフレッシュ
これからも中野区民のために精一杯頑張ります!

区政を率いるトップリーダーとして多忙な毎日を過ごす酒井区長。健康管理のコツは水泳なのだとか。「職員時代は昼休みを利用して泳いでいたことも。実際に泳げるのはほんの10分程度でしたが、そのわずかな時間でとてもリフレッシュできました。区長になってからは昼休みに時間が取れないため、仕事前に泳いでいます」。
さらに料理が趣味で、何と毎日、ご自分で弁当を作っているというから驚き!
土・日曜の食事は私の担当で、家族にタイ料理をふるまうこともあるんです

新区長としての意気込みを伺うと、「区政に取り組む者として一番うれしいのは、“中野区に住んでいて良かった!”という区民からの声です。そのためにも最先端のサービスや政策を積極的に導入し、よりパフォーマンスの優れた区政を実現したい。私自身、区の職員として20年以上勤めてきましたが、区政のすべての分野を経験してきたわけではありません。ですから、職員一人ひとりの力と意欲を最大限に生かせるよう環境を整え、進むべき方向を示すのが区長の役割だと感じています。また、“中野区の顔”として区内外への情報発信も欠かせません。これからも中野区民のために精一杯尽力する所存ですので、みなさまのお力添えをいただければ幸いです」


【中野のお気に入りスポット】

地元・野方とレンガ坂&昭和新道商店街

実はかつて、「まるっと中野」の記事の投稿者でもあった酒井区長。区内で新たに開店したラーメン店や、地元・野方の飲食店へ訪れてリポート記事をアップしていたりしました。
「中野で開業して頑張っている方を応援したい!という気持ちで記事を書かせていただきました。中野駅南口にあるレンガ坂や北口の昭和新道商店街にはよく通っていましたね狭い立ち飲みのお店など肩ひじ張らずにくつろげる雰囲気に癒やされます。人情があって訪れる人を温かく包み込んでくれる個人商店は街の個性に欠かせない存在ですし、街の再開発が進んでも残ってほしいです」


今回の中野人

第28代中野区長
酒井 直人(さかい なおと)さん

1971年10月14日生まれ。岐阜県出身。早稲田大学大学院法学研究科修了後、中野区に勤務。広報担当副参事、地域包括ケア推進担当副参事等を歴任。在職中に自治体の改善運動を全国で支援するネットワーク「K‐NET」を立ち上げたほか、区民の満足度向上を目的とした「おもてなし運動」では組織風土の変化を目指し、職員勉強会を立ち上げるなど意欲的に活動を行う。2018年2月に中野区を退職。同年6月15日、中野区長に就任。趣味は料理とトロンボーン演奏


 

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