東京府農事試験場の跡(城山公園入口)

写真の城山公園から大久保通りにおよぶ約2.7㎢の一帯は、東京府が明治33年(1900)に設立した最初の府立農事試験場が置かれていました。
江戸時代末頃から、豊かな経験と技術を持つ各地の「老農」と呼ばれる人たちの相互交流に頼る農業改良が行われていましたが、この農業試験場では、新しい農業技術の開発やその成果を見習生の養成・講習・実地指導に生かして普及する方法をとりました。試験場の活動は、野菜や草花の温室による促成栽培試験などもふくめ、多くの面で東京近郊の農業技術改良に影響を与えました。
この新しい農業の象徴ともいえる農業試験場も、都市化の波におされて、大正13年(1924)には立川へ移転していきました。
 
所在地 中野区中野1-44(城山公園)
アクセス JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩11分

PAGE TOP