東北の祭りが集結、パレードに湧く中野! 2019東北復興大祭典なかの【イベントレポート】

「2019東北復興大祭典なかの」がJR中野駅周辺4会場にて、10月26日(土)、27日(日)に開かれました。平成24年から東日本大震災、熊本地震で被災された地域へ継続的な復興支援と地域振興の推進を目的に始められたイベントです。
祭りと聞くと何故か血が騒ぐ私、早速調べてみると、東北のお祭りを一度に楽しめるパレードがあるそう。「これは行かねば!」と、日曜日に会場に向かいました。

D会場である中野四季の森公園北側道路で、13時からお祭りのパレードが始まりました。
トップバッターは「仙台すずめ踊り」。すずめ踊りは「はねっこ踊り」とも呼ばれ、ぴょんぴょん跳ね、両手に持った扇子を大きく動かす踊りです。威勢が良く、もう目が釘付け! 沿道は両側にびっしりと観客が溢れています。

仙台すずめ踊り

その後を続くのが「盛岡さんさ踊り」。岩手県の名の由来である三ツ石神社の鬼退治伝説から始まったお祭りです。お祭りで太鼓が参加する数では日本一を誇り「和太鼓演奏世界一」としてギネスブックにも認定されているのです。

大きな和太鼓を抱える踊り子さん。

心まで躍らせる和太鼓の音「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声と共に、力強いリズムで進む姿。そのエネルギーが観ている側まで伝わって来ます。

盛岡さんさ踊り

お次は「山形花笠まつり」。花笠を掲げ舞う美しい踊りで「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに一糸乱れぬ群舞は艶やか、その一言に尽きます。沿道からは花笠音頭に合わせ、手拍子も出ました。

山形花笠まつり

色鮮やかな花笠をかぶり、稲穂が描かれた浴衣を着て「エッチャホー、エッチャホー」と踊り進む青森県黒石市の「黒石よされ」。浴衣には鈴がたくさん付いていて、踊り手が舞うたびに音が鳴ります。これは、穂に集まるスズメ避けなんですって。豊作で楽しい時には「仕事をよして楽しく踊りなされ」、凶作の時には「このようなの中は早く去れ」が「よされ」となった語源だそうです。どんなことにも前向きに進む力強い生き様を思わせる踊りに、心も揺さぶられます。

青森黒石よされ

最後は「青森ねぶた祭」。なんと小型ねぶた4台、中型ねぶたが一台の計5台がパレードを運行します。
最初の3台は、ねぶた師、木村隆制作の日本の昔話「金太郎」「浦島太郎」「桃太郎」が行きます。小型ねぶたということですが、実際間近で見ると迫力がありますね。それに見れば見るほどねぶたが美しくて、これを制作される「ねぶた師」とは、どんなお仕事をされるのか興味も湧いてきました。

ねぶた「金太郎」

ねぶた「浦島太郎」

ねぶた「桃太郎」

こちらのねぶた「海豚の諏訪参り」は青森工業高等学校制作なんだそう。素晴らしいですね。

青森ねぶた「海豚の諏訪参り」

「ラッセラー、ラッセラー」と跳人が声をあげ飛び跳ねます。「ラッセ、ラッセ、ラッセラー」観客もそれに答えます。この躍動感、沸き上がるエネルギーは、何でしょう。胸がどんどん熱くなってきます。

踊る人も観ている人も、自然に笑顔になり、どんどん元気になっていく気がします。

元気いっぱい、笑顔で踊る跳人。

そして最後に現れました大きなねぶた「勿来の関 八幡太郎義家」。大迫力!
八幡太郎義家こと源義家が「後三年の役」の折りに勿来の関を通った際に詠んだ有名な句「吹く風を勿来の関と思えども道に狭に散る山桜かな」がモデルになっています。

ねぶた師 北村蓮明制作「勿来の関 八幡太郎義家」

ねぶたの迫力は勿論、このねぶたを支える担ぎ手の方々を見てください。道路の幅いっぱいの大きなねぶたを、力を合わせて動かす担ぎ手の姿に感動しました。

ねぶたを支える方々

そして後ろには、源義家が句を詠んだ美しい山桜の風景が描かれています。

後ろ側に描かれる美しい山桜

東北復興大祭典は、東北復興を応援するイベントでありましたが、東北のお祭りや東北の方々に逆にお力を頂いたような気がします。他の会場にも東北の美味しい品々がずらりと並び、多くの人々が各店先に並び賑わっていました。すっかり東北に魅了され、今度は本場でお祭りを体験したくなりました♡

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