2021.12.11〜2021.12.19

中野のまちで30年!「劇団スタジオライフ」

こんにちは!区民レポーターのまなみです!

今回は中野を拠点に活動している「劇団スタジオライフ」を紹介していきます。

 

中野のまちと一緒に

劇団スタジオライフは、1985年に故河内喜一郎さんと演出家の倉田淳さんによって結成された演劇集団です。劇団は2020年に35周年!そして、新井にある「ウエストエンドスタジオ」に拠点を移してから31年目(取材当時)を迎えました。中野のこの場所には、都心へのアクセスが良いことや、劇団創立者である河内氏の「演劇だけでなく音楽やダンスのスタジオを兼ね備えたエンターテインメント空間を作りたい」という思いから移転したそうです。

そんな中野の街と共に歩んできた劇団スタジオライフの魅力を、演出家の倉田淳さん、そして劇団員の関戸博一さん、松本慎也さんに伺いました!

左:松本慎也さん 右:関戸博一さん

時代の先駆者に

劇団スタジオライフでは、これまで漫画を原作とした作品を多く上演されています。現在は一大ジャンルへと発展した「2.5次元」という言葉が広まる前から、積極的に漫画作品の舞台化に取り組んでこられました。

そのきっかけとなったのが、萩尾望都さんの人気少女漫画『トーマの心臓』です。演出脚本の倉田さんがこの作品の世界観に強く惹かれ、どうにか舞台化できないかと立ち上がりました。しかし、さまざまなエピソードがある漫画を、上演時間が限られる演劇公演にする為に、どこを残してどこを切り取るのか非常に苦悩したそうです。当初の脚本では4時間越えの舞台になってしまうところだったそうです。

そこで活かされたのが倉田さん自身の原作への愛・リスペクトでした。感動したポイントを丁寧に汲み取ることで、限られた上演時間の中で原作のマインドをそのまま表現することに成功したそうです。その結果、お客様はもちろんのこと、原作者の方からの高い評価を受けておられます。初演から20年以上経った現在も、物語の本質にあるマインドを最重要視しているとおっしゃっていました。

新井にある劇団拠点のウエストエンドスタジオ

 

劇団スタジオライフだからできること

劇団スタジオライフのもう1つの大きな特徴として、演出の倉田淳さん以外の劇団員が全て男性で、女役も男性が演じるということが挙げられます。「男性版宝塚」と評されることもありますが、宝塚との大きな違いは、男役・女役が固定されていないということ。基本的にダブルキャストで公演を行う劇団スタジオライフでは、公演によって役が入れ替わるということもあります。今回お話を伺った関戸さんも松本さんも、まさか自分が女役をやるとは思っていなかったそうですが、男性が女役を演じることで、役に深みが増し、倉田さんが創り出す世界観をそのまま舞台で表現できているとおっしゃっていました。

『ぷろぐれす』

そして、劇団スタジオライフでは2021年12月11日から19日までウエストエンドスタジオにて『ぷろぐれす』を上演予定です。今回は名作「若草物語」を昭和初期の日本に置き換えた新作公演だそうで、海外が舞台の作品が多い劇団スタジオライフとしては少し珍しい試みとなります!!今回お話を伺った関戸さん、松本さんも出演されるこちらの舞台、そして今後の劇団スタジオライフ公演情報については公式TwitterおよびHPをご覧ください!

2021年12月11日~19日 ウエストエンドスタジオにて

ウエストエンドスタジオ
所在地 中野区新井5丁目1−1
電話 03-5942-5858
アクセス 西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩7分、JR「中野駅」より徒歩15分

★劇団公式Twitterはコチラ
★劇団サイトはコチラ

※問い合わせ先の記載がない記事については、まるっと中野編集部までお問い合わせ下さい。
掲載場所近隣の区民の皆様に直接お問い合わせすることはご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。

※掲載情報は全て記事取材当時のものです。