季節を感じさせるこだわりの和菓子「庄瀬」

 

JR中央線「中野駅」北口から徒歩10分。中野通りを北にしばらく進んで左へ曲がると、1950年から続く老舗和菓子屋「庄瀬」があります。
「庄瀬」とは、創業者である先代店主が、自身の出身村である新潟県庄瀬村からとった屋号なのだそう。

店内に入った正面には屋号と家紋の入った内のれんがあります

カウンターの商品棚は3段になっていて、一番上には「上生菓子」と呼ばれるもの、2段目には2〜3日日持ちのする和菓子、そして一番下にはその日のうちに味わってもらうための和菓子が並んでいます。

こちらのお店では昔ながらの製法で、添加物をいっさい使わずに、こだわりの材料を熟練の技を使ってひとつひとつ手作りで和菓子を製造・販売しています。
加えて「和菓子とは季節を感じることができなければいけない」といった理念をもとに日々新しい創作和菓子を考えている、と2代目店主の山口さんは言います。

その言葉の通り、商品棚には定番商品だけでなく季節を感じさせる和菓子も並んでいます。

「桜もち(道明寺)」(140円/税込)

たとえば春の時期にはこちら、春の和菓子の代名詞でもある「桜もち(道明寺)」(140円/税込)が販売されます。
桜もちといえば「道明寺」「長命寺」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
一般的には「道明寺」は塩漬けにした桜の葉を1枚使い、道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させた後、粗挽きした粉)を蒸したおもちを使っています。
対して「長命寺」は同じく桜の葉を使いますが、小麦粉、白玉粉などを水に溶いたものをクレープ状に薄く焼いたもので餡を包んで作られています。

「道明寺」は関西、「長命寺」は関東と言われていますが、今では両方取り扱っているお店をよく見かけます。
こちらの庄瀬でも「道明寺」、「長命寺」両方販売しています。
ただこちらの「道明寺」は道明寺粉を使わずにもち米から直接おもちを作っているため、道明寺粉を使ったものより食感が滑らかになっています。

「草もち」(160円/税込)

同じく春先から登場する「草もち」(160円/税別)は、桜もちと並んで人気商品となっています。

他にも庄瀬では1〜2月にはごぼうをつつみこんだ「葩(はなびら)もち」(300円/税込)や、5月には「ちまき」(3つ入り500円/税込)など季節限定の和菓子がお店に並びます。

1〜2月期間限定発売のごぼうをつつみこんだ「葩(はなびら)もち」(300円/税込)

庄瀬では「季節感」を持った和菓子が店主のこだわりのため、どの季節にお店に行ってもその季節を感じさせてくれるさまざまな和菓子を目にすることができます。
公式サイトではそれらの美しい和菓子の写真がギャラリーにズラリと並んでいるので、興味のある方は一度ご覧になってみてください。

 

ちなみにこちらのお店は、以前テレビ東京のドラマ「東京センチメンタル」でロケ店舗として使われたとのこと。さすらいの和菓子職人の、新井薬師での恋のお話だそうです。お店にはその時の様子を写した写真も飾ってありますよ。

 

庄瀬
住所 中野区新井2丁目20-13
TEL 03-3386-4928
営業時間 10:00〜19:30
定休日 日曜日、第1・第3月曜日
アクセス  JR中央線「中野駅」北口より徒歩10分

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