中野区の魅力

サブカルチャーの宝庫で知と文化が漂うディープな街 中野

中野区には、人気の高いつけ麺やラーメンなどの飲食店から、漫画・アニメ・フィギュアなどのオタク文化、中野四季の都市(まち)に代表される先端的な都市機能を持ったエリア、東京都指定名勝である文化公園、シンボルとして知られるホールなどがあります。中野に来るだけで、東京のさまざまな魅力が楽しめます。

中野ブロードウェイ商店街

中野駅北口を出てすぐ、中野サンモール商店街をまっすぐ進んでいったところにあります。1966年、東洋一のショッピングセンターとして開業され、1980年頃からサブカルチャー関連の店舗が増え、オタク文化の発信拠点として注目されています。古本や中古の漫画やゲーム、フィギュア、アニメのセル画、コスプレ衣装などに加え、昔の看板やレトロなミニカー、景品類など幅広いジャンルのサブカルチャーグッズを扱う店舗がひしめき合っています。希少な商品を扱う店舗が集まり、ここでしか入手できないものも存在することから「サブカルチャーの聖地」とも呼ばれ、毎年海外からも多くの観光客が訪れています。

中野ブロードウェイ商店街 写真

中野サンプラザ

ホテル、結婚式場、コンサート会場、大規模イベントホール、カルチャーセンター、スポーツ施設(テニス、フィットネス、プール、ボーリング場)、レストラン等さまざまな機能がある施設です。なかでもコンサートホールは音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれており、数多くのアーティストのコンサートが開催されています。さらに、近年では人気のアイドルグループやアニメ声優のコンサートが多く開催され、「アイドルの聖地」としても知られています。若手アイドル、若手アニメ声優がこの地でコンサートを行うことを目標に活動をするなど、中野のシンボルの一つとしても名高いです。

中野サンプラザ 写真

哲学堂公園

哲学堂は東京都の名勝に指定されている公園です。明治37年(1904)に哲学者の井上円了博士(1858~1919)が、哲学をテーマに創設しました。園内には、孔子・釈迦・ソクラテス・カントを祀る「四聖堂」や、聖徳太子・菅原道真・荘子・朱子・龍樹・迦毘羅仙を祀る「六賢台」など、さまざまな古建築物があります。円了自身はここを精神修養公園と考え、哲学宗の本山・道徳山哲学寺と呼んだともいわれています。これは、東洋の文明と日本の独立を維持するためには仏教を再興せねばならないという円了の持論に基づいたものでした。哲学堂は、円了の思想的遺産であり、彼の生きた時代の東洋と日本を物語る文化的遺産でもあります。

哲学堂公園 写真

中野四季の都市(まち)

2013年、中野4丁目の警察大学校等跡地にできた再開発地域です。オフィスビルや大学、病院など先端的な都市機能と、防災性を兼ね備えた豊かな緑・オープンスペースからなる、新たな活力を生み出す都市空間です。中央部に位置する区立中野四季の森公園は、区内でも有数の大きさを誇る防災公園です。自由に使える草地広場があり、広場を囲む園路はジョギングコースとしても人気です。近隣のオフィスビルで働く人や大学生など、さまざまな層に利用されています。夏季にはじゃぶじゃぶ池が開設され子どもたちの歓声が響きます。「起創展街 中野にぎわいフェスタ」などのイベントでは、多くの人々でにぎわいます。

中野四季の都市(まち) 写真

つけ麺

つけ麺(つけめん)は、1955年頃、中野のラーメン店で従業員がまかないとして冷たい麺を温かいスープにつけて食べたのが始まりです。それをお客さんからの注文で店頭に出したところ、人気メニューとなり、やがて全国的に広がりました。現在は、独特のコシのある太麺に肉と魚でだしをとった特製しょうゆのつけだれにメンマやチャーシュー、なると、ネギ、味付け煮卵など、そのお店独自の工夫をしています。つけ麺発祥の地である中野でも、さまざまな店舗で独自の工夫を加えてその味を競い合っており、「ラーメン激戦区」として知られています。あなたのお好みの味を見つけてください。

つけ麺 写真

野方配水塔

野方配水塔は、区立みずのとう公園内にある荒玉水道の給水場につくられた塔です。荒玉水道は関東大震災後、東京市に隣接した町村の急激な都市化による水の需要に応じるため、13の町村が合同で設立しました。塔の高さは33.6メートル、基部の直径は約18メートルの鉄筋コンクリート造り。設計は「近代上水道の父」と呼ばれた中島鋭治博士によるものです。1929年に完成し、1966年まで使われていました。解体計画もありましたが、災害用給水槽として2005年まで使われ、現在は国の登録文化財として大切に保存されています。ドーム型の屋根が特徴ある景観をかたちづくり、地域のランドマークとして親しまれてきた東京近郊都市化のシンボルです。

野方配水塔 写真