伝統の技で作り出す美しい小間物「野村べっ甲」 2020.11.13 UP 西武新宿線沿線東エリア 観光スポット 商店街、ショッピング 伝統工芸 江戸時代初期から受け継がれている江戸べっ甲を製作、販売している「野村べっ甲」は平和公園通り沿いに店を構えています。 べっ甲とは、ウミガメの一種であるタイマイの甲羅を加工したもので、その飴色と斑点模様が美しく、メガネやアクセサリーなどに用いられます。 江戸べっ甲は、国の伝統工芸…
2020.08.01〜2020.09.06 歴史民俗資料館 企画展「かるた・花札・百人一首」 2020.07.17 UP 西武新宿線沿線東エリア イベント 観光スポット 中野の歴史 伝統工芸 企画展「かるた・花札・百人一首」8月1日(土)~9月6日(日) かるたの札(ふだ)はミツでもミツにはならじ かるたは、16世紀の室町時代後半、ポルトガル人がもたらしたカードゲーム「Carta(カルタ)」に由来します。日本の「合わせもの」の遊戯とまじりあい、絵札同士を組み合わせ…
常に一歩先を行くものを、陶芸・中村拓哉さん 2019.04.26 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 小さな頃からもの作りに興味があった中村拓哉さん。小学校のころから図工や美術の授業を楽しみにし、将来はもの作りの世界を覗いてみたいと考えていたそうです。「陶芸にもブームがあるが一過性のものでしかないためブームに乗らないようにしている」と語る中村さん。お客さんが魅力的に思うものをどう…
着物を蘇らせる伝統の技、東京無地染職人・中原健太郎さん 2018.12.19 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 草木の液を布地に色付けすることから始まった染色。奈良・平安時代に技術が確立され、江戸時代には江戸紫、江戸茶などの無地染が江戸庶民文化として芽生え、庶民の間で広く愛用されました。 8つの原色(赤・黄・緑・エメラルドグリーン・紫・ピンク・濃ねずみ・薄ねずみ)を合わせすべての色を作り上…
“水と刷毛による芸術”表具師・田中悠記子さん 2018.12.19 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 千数百年の歴史を持つ表具技術は、絵画や墨跡などの文化財を裏方として支えてきました。“水と刷毛による芸術”と呼ばれ、材料は各種の和紙、裂地等、水、糊。単純なだけに細やかな紙の扱いや刷毛さばきには修練が必要です。 徳川幕府の時代に江戸へ移った表具師により、町人文化の発展とともに江戸表…
“水と刷毛による芸術”表具師・成澤啓予さん 2018.12.19 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 千数百年の歴史を持つ表具技術は、絵画や墨跡などの文化財を裏方として支えてきました。“水と刷毛による芸術”と呼ばれ、材料は各種の和紙、裂地等、水、糊。単純なだけに細やかな紙の扱いや刷毛さばきには修練が必要です。 徳川幕府の時代に江戸へ移った表具師により、町人文化の発展とともに江戸表…
馬毛織りの復元を・大川美富貴さん 2018.12.19 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 馬毛製の網を仕入れていた業者の廃業をきっかけにこの道に入った大川さん。一度も作っているところを見たことがない中自分で作成をする決意をし、文献を調べ今に至っています。一度失われた仕事を復活することの苦労を知っているだけに、次に繋げる事の大切さを感じています。各種専門の方々との交流に…
見る人着る人が楽しくなる作品を、東京手描友禅・大地佐和子さん 2018.12.19 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 東京手描友禅のなかでも、現代のモチーフと伝統工芸模様を組み合わせたデザインが特徴である大地さん。大学で日本画を学び、描くことを仕事にしたいという思いと、学生時代に中野区伝統工芸展で手描友禅を見たことが職人になるきっかけとなりました。現在は「染め工房佐和」として活動をしています。 …
中野区の伝統工芸について 2018.06.22 UP 西武新宿線沿線西エリア 西武新宿線沿線東エリア JR中央線沿線エリア 東京メトロ丸ノ内線沿線エリア 中野人 伝統工芸 中野区にも伝統工芸職人がいることをご存知でしょうか。 髪型や着物など日本の伝統的な風俗を写した人形の「和人形」や江戸文化の“いき”の伝統を受け継ぎ、単彩ですっきりしたものが特徴の「東京手描友禅」など様々な業種の職人が中野区にいます。中野区内で活躍する伝統工芸の職人の方々をご紹介し…
第33回個性づくりテーマ展示「中野印!受け継ぎたい中野の伝統工芸」 2016.11.21 UP 西武新宿線沿線東エリア 伝統工芸 季節も日々変化し、紅葉も深く色づき始めました。 そんな芸術の秋にふさわしい展示が開催されます。 それが、 「中野印!受け継ぎたい中野の伝統工芸」展です! 開催期間:11月26日(土)~12月21日(水) 展示場所:江古田図書館 階段踊り場 中野区や東京都の伝統工芸に関する資料…
6/3(金)~6/5(日)第25回中野区伝統工芸展 2016.05.12 UP JR中央線沿線エリア 伝統工芸 ~暮らしに生きる伝承の美と粋~ 中野区伝統工芸保存会が主催する「第25回中野区伝統工芸展」が6月3日(金)~6月5日(日)まで開催されます。 伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催し…
思いを形に現して。陶芸・新倉康生さん 2015.06.05 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 今年から中野区伝統工芸保存会の会員に新規入会。フレッシュな風を吹き込んだ陶芸家・新倉康生さん。一般的に陶芸とは、成形して高温で焼成することにより陶磁器などをつくる技術のこと。作品は焼きものとも呼ばれ、日用使いとしての食器や鑑賞するための花瓶などを思い浮かべる人が多いのでは? そん…
「用の美」を目指して作り続ける、竹細工・齋藤敏さん 2015.05.27 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 「竹細工の仕事は、材料作り7割、編み3割なんですよ」と、齋藤さん。まず素材の竹を編みやすくするために加工。幅も厚みも均一な材料となる竹ひごを作ることが重要で、その材料が思うように作れたら美しい仕上がりになる、ということなのだそうです。 昔から日本人の暮らしで愛用されている竹細工。…
ガラスに浮かぶ美しい濃淡「彫刻硝子」・山田浩子さん 2014.05.23 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 江戸切子に用いる色被せガラスを使用し、研磨材をガラスに吹き付けるサンドブラストという加工法で、表面を削って模様を彫り出す「彫刻硝子(ガラス)」。 浅く削れば濃い色に、深く削れば淡い色になり、組み合わせることで複雑な模様も表現できますが、美しい濃淡を出すためには高度な技術が必要です…
花鳥風月を繊細に表現する東京手描友禅・高橋貞雄さん 2014.05.21 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 江戸時代中期、宮崎友禅斎の創始と伝えられる手描友禅は、華麗な表現方法から、一躍人気になりました。 東京の手描友禅は、京都の“はんなり”、加賀の“多彩”に対して、江戸文化の“いき”の伝統を受け継ぎ、単彩ですっきりしたものが特徴でしたが、現在ではさまざまな模様表現をしています。 高橋…
東京の「粋」を表現する、東京手描友禅職人・熊澤吉治さん 2014.05.21 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 さっぱりと粋な絵模様に気品が漂う東京手描友禅。構想・図案から、仕上げまで作者が一貫して行います。 古典柄をモチーフにした糸目友禅を得意とする熊澤さんの作品は、時代と着る人に合わせたモダンともいえるデザインが特徴です。 「最近は、絞りのように見える匹田糊(ひったのり)の技法に凝って…
左甚五郎の流れを受け継ぐ木彫工・天野輝義さん 2014.05.21 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 天野輝義さんは、左甚五郎の流れを受け継ぐ江戸彫工・後藤流の五世です。 神社仏閣、仏壇をはじめ、茶道具、間仕切り欄間、籠などの工芸品、家紋や看板、根付けなどさまざまな彫刻を制作しています。 現代ではこの伝統技術を生かし、椅子、テーブル、書棚、壁柱などの洋風彫刻も手がけています。 …
渋い味わいと気品の江戸組紐・福島泰久さん 2014.05.20 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 縄文時代には土器の文様に、平安時代には貴族の装束に、鎌倉時代には鎧兜の緒に、江戸時代には武士の刀に、明治時代からは着物の帯締めに…。 人の手による「組紐(くみひも)」は、伝統とともに時代を組む、長い歴史を誇る伝統工芸品です。 徳川幕府開設後、江戸に武具の需要として組紐の生産が盛ん…
“水と刷毛による芸術”表具師・田中正武さん 2014.05.16 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 千数百年の歴史を持つ表具技術は、絵画や墨跡などの文化財を裏方として支えてきました。“水と刷毛による芸術”と呼ばれ、材料は各種の和紙、裂地等、水、糊。単純なだけに細やかな紙の扱いや刷毛さばきには修練が必要です。 徳川幕府の時代に江戸へ移った表具師により、町人文化の発展とともに江戸表…
白木の美しさと柔らかい手触りが魅力、曲物・大川良夫さん 2014.05.16 UP JR中央線沿線エリア 中野人 伝統工芸 曲物(まげもの)は、檜(ひのき)や杉などの薄く削った板(柾目、板目)を、丸型や小判型などに曲げて作った木製の容器。檜物(ひもの)とも言われています。 白木をはじめとする木肌の美しさと、ホッとするような柔らかい手触りの良さが魅力の工芸品です。 700~800年前の昔から、弁当箱や膳…