着物を蘇らせる伝統の技、東京無地染職人・西島正樹さん

草木の液を布地に色付けすることから始まった染色。奈良・平安時代に技術が確立され、江戸時代には江戸紫、江戸茶などの無地染が江戸庶民文化として芽生え、庶民の間で広く愛用されました。
現在の東京無地染は化学染料を使用。赤・青・紫・黄・黒の5色の組合せと、長年の職人の勘と技による手作業で、白い布を注文の1色の無地に染め上げます。
この色無地染は、色を抜いて再び染め替えられるのが特徴です。タンスの中で眠っている着物があったら、伝統の技でもう一度命をふきこんでみてはいかがですか?

西島正樹プロフィル
大正時代に京都から中野へと移転し約100年続く歴史ある工房「中央染工」の三代目。東京無地染の開拓と発展に貢献し、幅広い商品生地へ対応できる「ウインス式染色法」や「水車式染色法」などの新しい染色法を開発。

「中野区伝統工芸展」
伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催しです。毎年6月上旬に開催されています。
「中野区伝統工芸保存会」は、中野区在住の伝統工芸職人の団体。長年、伝統の技術を守り続けてきた16業種26人の会員で構成されています。

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