ガラスに浮かぶ美しい濃淡「彫刻硝子」・山田浩子さん

江戸切子に用いる色被せガラスを使用し、研磨材をガラスに吹き付けるサンドブラストという加工法で、表面を削って模様を彫り出す「彫刻硝子(ガラス)」。
浅く削れば濃い色に、深く削れば淡い色になり、組み合わせることで複雑な模様も表現できますが、美しい濃淡を出すためには高度な技術が必要です。
日々作業をしていて一番大切だと思うことは、「彫刻硝子の作品作りには、大きく分けて5段階の作業工程がありますが、一つ一つの作業工程を完璧に行うこと。それが、趣味で作っている人とプロの仕事の違いだと常に自覚して制作しています」と山田さん。
最近は、キルンワークという電気炉を使ってガラスを焼成する技法と、彫刻硝子の組み合わせによる独自の作品作りに取り組んでいるそうです。

山田浩子プロフィル
1959年中野生まれ。中野育ち。彫刻硝子に携わってもうすぐ20年に

「中野区伝統工芸展」
伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催しです。毎年6月上旬に開催されています。
「中野区伝統工芸保存会」は、中野区在住の伝統工芸職人の団体。長年、伝統の技術を守り続けてきた16業種26人の会員で構成されています。

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