深い透明感と神秘的な艶やかさ、江戸べっ甲・野村勇さん

べっ甲細工の素材は、南方の海域やカリブ海、インド洋に生息するウミガメの一種であるタイマイの甲羅、ツメ、腹甲です。素材は薄くて均一でないので、水と熱と圧力を使い、数枚を張り合わせ厚みを出して細工します。
深い透明感と神秘的な艶やかさ、飴色や白黒のコントラストの美しさが人々を魅了してきました。
野村さんは、眼鏡やかんざしをはじめ、ネックレスやブローチなど、さまざまな装身具を製作しています。

野村勇プロフィル
「江戸べっ甲」を扱う中野でただ1人の職人。15歳から弟子入りし、55年のキャリアを持つベテラン。平成17年「東京都優秀技能者(東京マイスター)」に認定

「中野区伝統工芸展」
伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催しです。毎年6月上旬に開催されています。
「中野区伝統工芸保存会」は、中野区在住の伝統工芸職人の団体。長年、伝統の技術を守り続けてきた16業種26人の会員で構成されています。

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