着物を蘇らせる伝統の技、東京無地染職人・中原健太郎さん

草木の液を布地に色付けすることから始まった染色。奈良・平安時代に技術が確立され、江戸時代には江戸紫、江戸茶などの無地染が江戸庶民文化として芽生え、庶民の間で広く愛用されました。
8つの原色(赤・黄・緑・エメラルドグリーン・紫・ピンク・濃ねずみ・薄ねずみ)を合わせすべての色を作り上げることがこだわりであると語る中原さん。
この色無地染は、色を抜いて再び染め替えられるのが特徴です。タンスの中で眠っている着物があったら、伝統の技でもう一度命をふきこんでみてはいかがですか?

中原健太郎プロフィル
平成15年柏屋染色株式会社入社。平成18年柏屋染色株式会社代表取締役就任。

「中野区伝統工芸展」
伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催しです。毎年6月上旬に開催されています。
「中野区伝統工芸保存会」は、中野区在住の伝統工芸職人の団体。長年、伝統の技術を守り続けてきた17業種27人の会員で構成されています。